物流の少量化・多品種化に対し、
もっとも効率的な共同化を提案・実行します

Joint Logistics 共同配送

昨今より配送を取り巻く環境は、ドライバー不足・車両絶対数の減少・EC需要増加による配送小口化・労働基準の厳格化により、配送運賃は上昇基調であります。

この状況下で、当社は複数メーカー様の共同配送を実施する事で、積載率向上・車両大型化・車両台数の削減による『配送コスト/環境負荷の削減』、同時に路線便出荷比率の低下による『品質向上』を実現しております。

また、商品特性にあわせて、当社独自に開発・導入した配送コントロールシステムを活用し、荷主様の物量・波動・ビジネス特性に沿った最適な配送スキームを構築し、低コスト・高品質の輸配送サービスを提供しております。

更に、納品先様にとっても、納品台数の削減により荷受け工数の削減を享受できるとともに、貸切便の使用が増えることによる到着時間の可視化、製品へのダメージ減少による納品品質向上がもたらされます。

共同配送の効果

共同配送 考え方

共同配送の考え方(貸切化と大型化)

単独では路線規模の物量、あるいは積載率に余裕がある車両同士を組み合わせ、同一納品先、あるいは近隣納品先(2~5件)に向けた同一車両での配送の共同化を実施します。

4つのポイント

  • 1.需要予測による適時適正な車両調達

    3ヶ月、半年後等の先行した情報収集(特売計画、一斉出荷情報等)と荷主企業様との綿密な打ち合わせから、日別・曜日別の物量予測を行い、物量波動に応じた適時適正な車両調達を行います。

  • 2.荷主企業様の物量にあわせた配送工程の最適化

    複数メーカーの集荷便・幹線便を共同化することで車両積載率を向上させ、仕組みとして輸送コストを大幅に削減。また、日々の納品物量(配送ロット)に応じて、工場から配送先への直接納品を行うなどの切り替えを柔軟に対応することで、2次配送コストの削減を実現しています。

  • 3.取扱商品に適した配送インフラの起用

    重量に対して容積が勝る商品に対して4t超ロング、10t低床車(57m³)をメインに起用することで、車両搭載可能となる積載数量を高めます。


    (1) 4t標準車両(=24m³積)→ 4t超ロング車(=37m³)<約150%の積載増>
    (2) 10t高床車(=43m³積)→ 10t低床車(=57m³)<約130%の積載増>
    (3) 重量勝ち商品(飲料、粉など)→ 増t車を中心に起用

  • 4.配送コントロールセンターの司令塔機能

    独自の配送コントロールシステム/配車システムに基づき、専任スタッフが日々の納品物量に合わせた最適な配送管理を行い、全国の配送先までの商品配送状況をタイムリーに一元管理しています。また、先行して荷主毎に配送計画を組み立てる司令塔として、荷主企業様の出荷担当者と日次、月次、シーズン毎の情報交換・打ち合わせを行い、配送効率の向上に努めています。

項 目 路線配送 共同配送 メリット
混載商品 日用雑貨・工業製品等の
様々な重量・形状の商品と混在
同類品の混載 商品破損の削減、
販売機会損失の防止
配送品質 一般乗務員の為、貨物特性及び
納品先情報の理解度低
専門乗務員のため貨物特性
および納品先情報を熟知
商品破・汚損の削減、
納品時の品質向上
配送料金 一般的には路線タリフ計算。
一定以上のコスト削減不可
参画企業との共同費用負担の
仕組みによる低コスト構造
路線タリフ比較
▲10-15%のコスト削減
配送時間 翌日または翌々日中着
(翌日、翌々日は各県設定)
翌日または翌々日午前中着
(翌日、翌々日は各県設定)
共通納品先の為、
配送時間指定可能
出荷作業 荷札貼付作業必要、
配送先別の仕分け必要
荷札貼付作業不要、
配送先別の仕分け不要
出荷時の作業コストを
大幅軽減可能

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    生産性管理・品質管理の徹底により、高品質の維持と物流・作業の波動に合わせた物流センター運営を行い、競争力のあるサービスを提供しています。

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